ベストシステム（あるぷす薬局グループ）の会社概要

あしたばは日本原産の多年草で、今日葉を摘み取っても明日には新しい芽が出るということから「明日葉」と呼ばれるほどの強い生命力を持つ植物です。このあしたば同様の力強さをもって明日に続く自らの成長に日々努めていき、明日の医療、明日の健康を支える調剤薬局でありたいという願いを込めて、１号店をあしたば薬局と名づけました。

また、静岡県内には富士山や南アルプス（赤石山脈）という壮大な山々もあります。山頂からの雄大な景色は人々の心に比類なき感動をもたらします。登るまでの苦労を治療の苦しみと考え、山頂で得る感動と同じように、清々しい気持ちを患者様が薬局を出るときに感じてもらえたらと思い、現在は『あるぷす薬局』として展開しています。

急速に進む高齢化やセルフメディケーション意識の高まりを受け、1992年(平成4年)の創業以来、薬局の社会的役割は一層高まっています。
当社では、地域包括ケアシステムの中核を担うべく、かかりつけ機能や在宅医療など地域医療へ貢献していくため、最新医療や医薬品等専門的情報の習得を軸に研修・教育に努めてまいります。

会長　溝口久義

創業30周年を迎える節目のタイミングで、父でもある先代からバトンを受け継ぎ、代表取締役に就任することとなりました。

この30年間はまさに医薬分業の成長期～成熟期と重なっていたのではないでしょうか？「早く・正確に・分かりやすく」の3つをモットーに患者様にお薬をお渡しする時代だったと思います。

これからの30年間は、患者様が薬局・薬剤師を選ぶ時代となり「かかりつけ医」のように「かかりつけ薬局」の存在が当たり前になるでしょう。
薬局には、患者様が未病の段階から健康をサポートする役割（セルフメディケーション）や服用期間中のフォローアップ体制、通院が困難になった場合の多職種で連携しての在宅療養のサポート等、処方箋の有無や薬局の内外に捉われない地域での役割が求められてきます。さらには、医療×ICTといった新たな医療モデルも築かれていくはずです。

私は、先代の築き上げてきた薬局をさらに未来志向で、地域の皆様や社員からも愛されるものにしていきたいと考えています。
「防ぎ・治し・支える」の新たな3つのキーワードを軸に、医療人としての原点を忘れずに薬局運営に携わっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役　溝口亨昂